この前は外の煙突の立ち上がり部分の掃除でしたが、今度は部屋の中のロケットストーブ本体、蓄熱部の煙道の掃除です。まずはドラム缶のヒートライザーの部分からです。
ヒートライザーの周りにはたくさんの煤が付き、天端は4cm位下がってました。これはパーライトが熱の影響で次第に締まっていったものと思われます。
かぶせてあったドラム缶の内部にも煤が綿のように付いています。
煙突ブラシで煤を取る。タールようなものは無いです。
灰はあちこちに溜まっています。灰はサラサラなので吸塵機で楽に吸い取れるので掃除はしやすいです。煙道を作る時には全部掃除を楽にできるように作らないと後々大変です。
煙道は綺麗になりました。蓄熱部の煙道は煙道内が高温になるためタールなどは付着しにくいと考えられます。原理的には二重煙突と同じようなものと考えられます。
これは外の煙突の立ち上がり部分のタールが溜まっていた時のものです。煙突の外部に保温材がないとタールが付着します。黒光りしたタールがわかるでしょうか。
家の中で唯一タールが溜まっていたところは煙道の点検口の蓋の部分です。蓋の部分は部屋の中に露出しているため冷やされてタールが付着したものと思われます。仮に家の中にシングルの煙突を露出させた場合同じようにタールが付着するのではないかと予想できます。
ヒートライザーの天端に断熱材を補充しました。
煙道の掃除に使ったシロッコファンです。外から強力なシロッコファンで煙道の中を負圧にして、煤や灰が家の中に広がらないようにして掃除しました。